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お花見スポットと心霊スポットの両方を兼ね備えた市川市「里見公園」を訪問

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千葉県市川市国府台(こうのだい)にある里見公園は花見の名所として知られているのですが、心霊スポットとしても有名らしいです。

今回はそんな一粒で二度美味しい的な「里見公園」をご紹介したいと思います。

訪れたのはもちろん昼間です。

 

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里見公園の最寄駅は北総線矢切駅なんでしょうが、私は京成電鉄ユーザーなので京成線の国府台駅から歩いて行くことにします。

 

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駅の真ん前が松戸街道なのですが松戸街道沿いを歩いて行くより江戸川沿いを歩いて行くほうが近いので江戸川沿いに出ます。この地点から里見公園まで1キロメートルなので駅から歩いてくと15,6分ぐらいかかると思います。

 

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江戸川の向う、あちら側が私のような田舎者にとっての憧れの地でもあります、世界都市「東京」です。

画像中央にうっすらと見えるのは最高高さ634メートル、世界一高いタワー「東京スカイツリー」です。

 

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江戸川沿いを歩いて行くと「海から14.0Km」と記載された標識がありました。

この日は風が強かったせいか海から14キロメートルも離れているここら辺まで磯の香りが漂ってきてます。

 

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この江戸川をずっと上っていくと「ダサイタマ」というところがあります。

 

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そして江戸川沿いを真っ直ぐ歩いていきます。

 

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この案内標識が見えたら里見公園はすぐ目の前。

 

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この上が里見公園になります。

 

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「羅漢の井」と呼ばれる湧水です。

昔はここらあたりは水源が乏しく、ここの湧水が重宝されていたとか。

戦国時代には里見氏一族がこの国府台に布陣した際に飲用水として使用していたらしいです。現在では飲料用に適していませんとのことなので、訪れた際は決して飲まないで下さい。

 

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では上に登って行きます。

ニャンコ先生、こんにちは!」と無職の男が猫に元気に挨拶。

 

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階段を昇ったその先に何か家がありました。

 

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表側に廻ると紫烟草舎(しえんそしゃ)と書かれています。

 

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詩人の北原白秋が小岩に住んでいた家を解体して、ここに復元したそうです。

北原白秋は小岩に住む前は里見公園近くの市川真間(まま)というところに住んでいました。

 

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詩人で評論家の宋左近(そうさこん)の詩碑もあります。

 

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公園内を散策すると石垣がありました。

あの石垣の上の物がいわくつきのあるアレなのです。アレがあるおかげでこの公園は心霊スポット呼ばわりされるのです。

それではさっそくアレに近づいてみましょう。

 

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アレに近づくと「里見広次並びに里見軍将士亡霊の碑」書かれた看板があります。

看板には永禄七年(1564年)戦国武将の里見義弘が八千の軍勢を持ってこの国府台の地に陣を構え、北条氏康率いる二万の兵を迎え撃ったとのこと、しかし北条氏康に寝込みを襲われ里見広次らを始めとし五千もの兵も戦死したと書かれています。

ここは古戦場でもあったのですね。

そして戦死者を弔う者もなく文政十二年(1829年)になってようやく「里見広次並びに里見軍将士亡霊の碑」を建てたとあります。

 

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これが「里見広次並びに里見軍将士亡霊の碑」です。

亡霊の碑と書いてあるくらいですから、おそらくずっと昔からこの地は戦死した里見将兵たちの亡霊の噂が絶えなかったんだと思われます。

 

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そして亡霊の碑の後ろに「夜泣き石」というものもあります。

 

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案内書きには討ち死にした里見広次の娘、十二、三歳になる姫が父の霊を弔うために安房の国から、この国府台にやって来て戦場跡の凄惨な情景を目にして、恐怖と悲しみに打ちひしがれ、この石にもたれて泣き続け、ついには息絶えてしまったとあります。

それからというもの、この石から毎夜、悲しい泣き声が聞かれるようになったとありますが、国府台合戦の記録によると里見広次は十五歳で戦死と記録されているそうです。

十五歳に十二、三歳の娘がいるのはおかしいですね。何がなんだかさっぱりよくわかりません。

里見公園はこの他にも公園内のトイレから包丁の研ぎ音が聞こえるだの、深夜に売店の電話が鳴るなどの心霊的なくだらない噂がありますが、それもこの亡霊の碑や夜泣き石の存在のせいかもしれません。

 

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この公園含めての付近一帯には「国府台城」がかつて存在していた。

案内書きには1478年に太田道灌が仮の陣城を構えたとあり、それが国府台城の始まりとする説があるとのこと。

 

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現在でも公園内や付近に土塁状の城郭遺構が存在しているらしいが面影がなさすぎてどれが城郭遺構なのかさっぱりわからない。

 

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この公園は昭和初期には「里見八景園」という遊園地であったらしいです。

その後陸軍用地を経て公園として整備されたとか。

現在の里見公園は歴史的な面影がまるで感じられない市民の憩いの場となっている。

 

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里見公園内からも世界都市東京の風景が望めます。

田舎者の私も東京で消耗したあとの都落ちというものを、いつの日か経験してみたいものです。

 

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里見公園は古くは古墳でもあったのです。

 

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こちらが明戸(あけど)古墳石棺です。

6世紀後半~7世紀初頭の豪族の墓と推定されてます。

 

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公園内にはこういったものも。バックはご覧の通りお墓となっております。

お墓が隣接しているのもあって余計に心霊云々言われてるんでしょうね。

 

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そしてこちらが市川市で一番高いところからの風景です。

市川市で一番高い場所からの風景はどんな風景なんだろうと勝手に期待に胸を膨らませていたのですが、ご覧の有様です。後ろは墓だし・・・・このガッカリ感は半端ないです。

 

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どいうわけだか吊り橋もあります。

 

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小さな滝もあります。

なんの感動もありません。

 

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この日はあいにくとやっていませんでしたが公園内にはお店もあります。

夜中に閉まっている売店から電話が鳴り響くというのはこのお店のことなのかなぁ?

このお店はおそらく住宅兼店舗だと思われます。

このお店の隣に一般住宅も隣接しているから夜中の電話の怪奇現象は単に住宅の電話のベルの音なんじゃないですかね。

 

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コーヒーセット300円は安いな。

 

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もみじ山といわれる場所です。

 

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紅葉の時期のもみじはもちろんキレイなのでしょうがこの時期のもみじも鮮やかなグリーンでキレイですね。

 

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 市川市はドイツのローゼンハイム市とパートナーシティというのを締結していてローゼンハイム市からバラが寄贈されたそうです。

そのドイツのバラを里見公園内にあるバラ園で拝めることができるのです。

 

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こちらがドイツのバラがあるバラ園でございます。

 

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心霊とは無縁のバラ園内の風景。

 

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それでは桜吹雪の光景で里見公園を後にします。

 

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帰りに国府台駅近くのこのお店で遅い昼食を取ることにしました。

 

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店内は昭和的な雰囲気のある、昔ながらの喫茶店といった感じです。

チキンカレーセット(900円)を注文しました。

チキンカレーは具は鶏肉しか入っていませんでしたが辛さ控え目で甘味のある美味しいカレーでした。

 

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食後にコーヒーと紅茶のゼリーが運ばれてきました。

コーヒーは酸味の少ないマイルドな味わいで飲みやすかったです。

紅茶のゼリーはさっぱりとした味わいで、これもまた美味しい。